2014年08月29日

TARA LABSについて

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TARA LABSは1986年に、オーストラリアのシドニーでスタートしました。

TARA LABSは、スタートするとすぐに、オーディオケーブルの導体が無酸素銅の4N(99.997%)が主流の時、銅の中の不純物を4Nの100分に1にする、6N(99.99997%)の開発を始めました。そして、2年後の1988年、世界で初めて6NのスピーカーケーブルPhase Uを発表しました。
TARA LABSは、この時まだ小さなケーブルメーカーでしたが、アメリカのオーディオ誌は挙って絶賛しました。

北米エリアからの注文が増大し、シドニーでは対応が困難になり、この年にアメリカに拠点を移しました。
TARA LABSが創業から僅か2年で、ハイエンドオーディオケーブルのグループに参入出来たのは特許の”スーパーアニール処理”と呼ばれる焼き鈍し技術を開発したからです。

この技術により、4Nから6Nへ、そして8Nへと純度を上げる事で電位差の少ないケーブルを提供し続けています。現在のケーブルは全て8Nの導体が使用されています。
しかし、複雑で帯域の広い音楽信号を伝達するには、不純物を取り除いてNの値を高くすれば良いというものではありません。金属は小さい結晶体から成り立っている為、結晶と結晶の間に境界面があり、しかもその面はいろんな方向を向いています。この様な結晶体構造の物は導電効率が低下する為、オーディオ用の素材としては不向きです。導電効率を高めるには、小さい結晶体を大きな結晶体に変え、さらに結晶体の方向を同じ方向に整える必要があります。

TARA LABSは独自のモノクリスタルと呼ばれる技術で結晶方向を一定にし、結晶鏡面がほとんど無い単一結晶体構造の8N素材を作りあげました。8Nの単結晶体素材により電位差の問題は解決されました。
しかし、丸型導体を使用すれば表皮効果による低域増大問題は避けられません。
導体を音楽信号が通過する時、高周波は導体の表面を、そして低周波は導体の中央部を流れます。丸型導体の直径が大きくなると高周波が流れる表面積が増大してインピーダンスが大きくなります。結果的に高周波のレベルが低下し低域が膨らんだ様に聞こえます。この現象を表皮効果といいます。

TARA LABSはこの表皮効果を解決する為、リボン状単線芯を開発しRectangular Solid Core(矩形単線芯)と呼んでいます。RSCは導体が薄いリボン状ですから、質量を保ちながら表面積を減らす事が出来ます。
TARA LABSはこのRSCで表皮効果問題も解決しています。
ケーブルの音質を左右するのは導体と構造と、そして絶縁材とされています。
導体に電気を流すと、フレミングの左手の法則により、磁界と電気力線が発生します。
密度の低い絶縁材は、電気力線によって振動し歪が発生します。
さらに、静電気を帯びた絶縁材は磁界により磁気歪を発生させます。
TARA LABSは密度が高く振動しにくく、さらに帯電しないアエロスペース(航空宇宙)ポリエチレンやSVPE(不変化化学電子ポリエチレン)を採用して、この歪を解消しています。


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posted by audio HIRO  at 11:51| Comment(0) | アクセサリー
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